エロい言葉

中学生の頃ヤフーでブログをやっていた。そのブログはどうしようもなく他愛のないことを5行ぐらい綴って終わっていて、それでもなんだか楽しかった。ただ一つずっと気になっていたのはアクセス数だった。ヤフーブログのトップにはブログのアクセスカウンターが表示されていて、リアルタイムで何時に何人訪れたかわかるようになっていた。そのアクセスカウンターが壊れたかのように、当時のブログの数字が変わることはなかった。そこでどうしてもアクセス数を伸ばしたかった僕は考え、考え、、、ヤフーのトップのブログページには人気ブログや人気の記事がピックアップされていて、その一つに新着記事一覧があった。僕はそこで表示される記事のタイトルを面白いものにすればよいと考え、結局記事の内容とは全く関係のない卑猥な言葉をならべて、いざ投稿してみたら数字は水を得たかのように跳ね上がった。実際、その新着記事一覧に卑猥な言葉の記事もあり、内容も画像付きであるものもあった。それはどうでもいいのだが、その卑猥な言葉はアクセスを稼げると知った僕は、友人にも教えてあげた。そのあとにその友人が、僕が卑猥なタイトルで記事を書いてる、という内容だけをクラスメイトに広めたため、僕は一時期ものすごくスケベなやつとして学校生活を送った。

伝えることは最後までしっかり伝えないといけない。裏を返せば、一つ欠けていたり異なった解釈で伝わると、内容は全くの別物になってしまう、ということだ。伝言ゲーム方式に、結局最後は何の接点もなくなる。だから大事なことはしっかりと伝えるべきだし、そのプロセスも重要である。と中学生で感じた。

とにかく、このブログのアクセスカウンターを見てみたところ2月20日からずっと平行線だった。壊れたのかな?本当にノート代わりになりそうだから、もっとノートのように使おうと思う。