八王子

受験のシーズンももうじき終わるって

今まで高校受験や大学受験は回避してきて先月までのっぺりとした大学生活を送っていた。今は真冬の春休みでただただ時間を浪費している。もうそろそろ昼間に目を覚ますのをやめたいところだけどアラームの音量が足りないようで起きることができない

 

大学は八王子の近くにある。1年ちょっと前まで八王子に行くことは予想もしていなかった。はじめて改札を抜けたときは帰りを心配した。改札は一カ所で、作りはまるっきし地元川崎と同じである。なんとも言えない

八王子にはファンキーモンキーベイビーズという強いサポートがあったが川崎にはない。強いて言えばSAKULANベィビーがいるくらい。中学生のときに組んだバンドの名前。話はしてないけど解散なのかな?

何となく町の雰囲気も似ているし今はそれなりに愛着のあるところだけど、八王子は今すごく寒いらしい

雪もすごいらしい

人に埋め尽くされた新宿と雪に埋め尽くされた八王子の中継が交互に放送されなんだか面白い

家の周りも段差と地面との境目が消えてしまうほど雪で覆われている。この非日常感はたまらない

この感じが毎日の基準をさりげなくつくっていて、雪だから出勤できない、雪だけど出勤する、雪だからこそ出勤してみる、何も関係ない、最低でもこのどれかの気持ちが働いて家を出たり出なかったり待ってみたり

明日は雪らしいから明日のものは今のうちに買っておこう、だとかもそう。そういうのはほとんど無意識というか、雪→足がなくなる→今のうちに、とか、雪→自転車じゃなくて歩き→早く家を出ようって思考が自然に構築されてると思うけど、それをわざわざ、わざわざ家をでるときに「あぁおれはいつもあと30分は家にいるんだなぁ」と考える。その30分は、絶対値よりも、生活レベルだとけっこう離れている。その30分間、いつもなら寝ているのに、と思うと自分の生活はそうやって成り立っているって実感する。

小さく生活を変える

こういう変化や感覚は心地いい

自分の生活に基準がある。なくてもいい。でもその基準との差が生活を飾ってくれる、今日は白く

今日は結局家を出なかった。出たくなかったし。ピアノを少し弾きたかったし曲作りもしたかったし。

でもブログをはじめたよう。晴れていたら?

これが小さな変化で停まらないといいね、色々とどこかで影響して、大きく変わって、心地よさが緊張に変わる、大きな変化は緊張

何より関東に住んでいてよかった

 

父親は犬と散歩に出かけたけど犬が凍傷しないといい